脚本:大川七瀬、藤咲淳一 絵コンテ:新留俊哉 演出:羽多野浩平 作画監督:福世孝明 美術監督:小倉宏昌
86番:嘆けとて月やはものを思はする かこちがほなるわが涙かな(西行法師)
商店街にあるうぐいす商店の店主がいなくなった噂は静かに浮島地区に広まりつつあった。その真相を知る小夜だったが、〈古きもの〉に喰われてしまったことを人に話すことはできないが、文人の優しさと気遣いに小夜は励まされる。そして小夜は戦いの場へと走る。新たな〈古きもの〉は湖畔で人を襲っていた。小夜はそれを助けようと奮闘する。だが敵は複数。そして連携のとれた動きをしてくるために、小夜は防戦一方となってしまうが――。