脚本:大川七瀬、藤咲淳一 絵コンテ:ひいろゆきな 演出:ひいろゆきな 作画監督:頂真司 片桐貴悠 美術監督:小倉宏昌
68番:心にもあらで憂き夜に長らへば 恋しかるべき夜半の月かな(三条院)
突如現れ、三荊学園二年B組を襲った〈古きもの〉は、逃げ惑う小夜のクラスメートたちを次々と喰らっていく。小夜はひとり奮闘するが、〈古きもの〉を止めることは出来ずクラスメートが死んでいく姿を目撃することとなる。なんとか〈古きもの〉を仕留めるが、その凄惨な結果にただただ絶叫するしかなかった。そんな中、それを引き金に小夜の中でなにかが目覚めようとしていた。その夜、浮島神社に現れたのは時真慎一郎だった――。