衣小夜(きさらぎ さや)


浮島神社に暮らす、三荊学園二年B組の女子高生。
運動神経抜群で誰からも好かれているが、どこか「天然」なところがある。
父・唯芳からも「転ぶ、ぶつける、激突する」と諭される通り、粗忽なところが度々見受けられる。
また、即興の歌などをよく歌っているようで、そんな姿を皆、微笑ましく見守っている。
好物はカフェ・ギモーブの七原文人が作ったギモーブと珈琲。
そんな小夜だが、一度、〈古きもの〉との戦いとなれば、隙のない姿を見せる。
亡き母と同じように御神刀を使って〈古きもの〉を狩るのが宿命である、と唯芳からも言われており、唯芳の言ったこと全てを信じて生きている。

2011.08.20 初出